マッサージ・ヨガ等を悪用した性加害防止の為に

アンチエイジング&小顔専門サロングレースの井出本でございます。

皆様にはいつもご愛顧いただきまして誠に有難うございます。

ブログの更新に大変間が空いてしましました。

マッサージ・ヨガ等を悪用した性被害裁判を闘っておりましたが。2022年に勝訴判決をいただきました。

やっとマッサージやヨガを悪用した性加害に向き合う時間ができました。

8年前の12月3日、私はマッサージの講習中に講師から性加害行為にあいました。
急性ストレス障害からPTSD、解離性障害等種々の症状を発症し、6年近く日常生活も正常に営めない状態になり、現在も症状は続いております。

私は、真剣に生きている女性達がこれ以上被害にあってはいけないと考え、被害から数年後、性加害行為から発症した凄まじい症状の中、多くの方のご協力をいただき、マッサージ講師に直接会いに行き性加害を行った証拠をとりました。

弁護士が警察に証拠を渡し刑事告訴をしましたが、「形だけの捜査」と弁護士が言っていたような状態で終わった印象でした。
結局、証拠不十分で不起訴となりました。

私は、証拠があっても、被害者がこんな悲惨な人生を送ることになっているにもかかわらず、警察というものはこういうものなのかという落胆と失望の思いと、これでは被害が防げない、被害者が泣き寝入りすることになるという思いをもちました。

(それでも当時は、被害に合ったら時間が経過しても警察に被害申告に行ったほうが被害防止になると思っておりましたが、その後の警察へのさらなる失望から、そのようには今は考えておりません。)

私は、二度と私のような被害者をだしてはいけないという思いで、マッサージ講師が性加害を行ったことを認めていただく為に民事裁判を闘いました。

マッサージ講師は裁判の中で、マッサージ・ヨガ等のグレーゾーンを悪用し、マッサージ講習の一環という主張を繰り返しました。

当時私は日常生活を営むにも大変困難な状態で、肉体的にも精神的にも経済的にも負担を強いられた中での闘いでした。

そして、性被害から7年かけた2022年に、私はマッサージ講師の性加害行為が確定した勝訴判決を多くの方のご協力のもと手にすることができました。

私は、性加害裁判を経験し、性加害を防ぐことが難しい原因は多くありますが、その中で性加害者を守る人々の存在と警察の対応が大きな原因の一つとなっていることを確信致しました。

私は、施術者や講師等の信頼を利用した被害防止の為に、私の経験を知っていただきお役に立てていただけるよう今後も私の経験をお伝させていただきます。

性被害防止の為に、加害者からの被害を訴える被害者の権利が守られるよう、願ってこれからも行動していきたいと思っております。